来日を目前に控えたcalculatorと、ツアーについて少し書きます。
彼らはまだまだ認知されていないと思うので、個人的な注目ポイントを上げてみます。
・バランス感覚
彼らの楽曲は不思議なバランス感覚で成り立っています。冷静に聴いてみると、かなり目まぐるしく展開していて、繰り返しの多い曲はあまりありません。にもかかわらず、なぜかシンガロングしたくなるほどキャッチーで、わかりやすさすら感じます。
例えば、よく注意してこの"Overture"を聴いてみてください。
サラッと聴くことも出来ますが、緩急つけまくりでかなり曲展開が複雑じゃないですか?ピロピロしているわけではないのに複雑に聴こえる、複雑なのにキャッチーに聴こえる、、っていうのが個人的には新しく、すごいセンスだなと思います。
まあそういう御託は抜きにしても、とにかく入りやすいバンドだと思いますし、別段ハードコア好きじゃない人でも好きになれる要素はたくさん持っているんじゃないかなと思います。
もし「名前は知ってるけど聴いたことない、、」って人がいれば、とりあえず聴いてみてください。
・若さ
彼らの平均年齢は22歳前後です。大学4年生〜社会人1年目と同じ年でしょうか、、外人+アーティストってだけでなんとなく「すごい人たち」って思う人もいるかもしれませんが、極めて普通の人たちです。仕事もしてますし。そんな彼らが、異国の地に招致され、ツアーをするわけです。
僕としては、やっぱり同年代の人にたくさん来てもらって、彼らのライヴを見て、彼らとコミュニケーションを取って、何かを感じ取っていただきたいです。それが何かを始めるきっかけになれば最高だな〜と思います。
-------------
そんなこんなで日本での注目度はまだまだ低いものの、calculatorは乗りに乗っているバンドです。
最近、彼らはEmpire! Empire! (I Was a Lonely Estate)のメンバーが主宰するCount Your Lucky Starsと契約しました。その上、ライヴがとにかく凄まじいという情報をよく目にします。実際DLBD!のメンバーも彼らのことをべた褒めしていました。「ネクストレベルだ!」って。再結成も良いですが、今リアルタイムで動いている彼らを目撃する当事者になりませんか?
というか、本当に90年代だけがそんなにいいですか?
リアリティ感じますか?
それは本当にあなたの意見ですか?
どうか、YouTubeではなく、自分の目で確認して判断していただければ本望です。
会場でお待ちしております。
最後に、僕が好きな"Permanent State of Daylight"という曲を載せておきます!
blue friend わたなべ